こんにちは!
愛犬のダックス(TOP写真)にいつも上目遣いされているnittaです!
本日は、賃貸物件探しの条件で「ペット可物件」について。
ペットを飼える賃貸物件って意外と少ないんですよね。。。
近年ではペットの飼育率が急増しておりますが、ペット可物件の数も増えているかと言うと比例して増えている訳ではありません。
例えば、ご希望の条件で10件ある物件の中で1件~2件の割合くらいですかね。
ペットを飼うと言う事はお部屋探しにもリスクがあるんです。
ですので、本日はペット可マンションの特徴や賃貸条件などをしっかりとご理解を頂き、失敗の無いペット可賃貸物件探しのご参考にして頂ければと思います。
ペット可物件の種類を知る!

分譲タイプ(投資用)
川口市では、川口駅や西川口駅の駅近の立地にある分譲マンション。
近年ではマンション建設ラッシュの西川口駅西口エリアに多く建築されております。
分譲マンションと言っても主にシングルタイプ(1K)のお部屋が多く、投資用の為、オーナーは住む為に購入する訳ではない為、近隣の物件と差別化をする為にペット可として賃貸募集しているケースが多いです。
築浅のキレイな物件、設備もハイグレードなマンションタイプで、相場より少し高めの賃料設定も多いですが、その反面、敷金や礼金など初期費用を抑えた物件もあったりします。
ブランドマンション
大手不動産会社が企画・シリーズ展開しているマンション。近年では川口駅周辺にもちらほらと見受けられるようになりました。
僕ら不動産業界では「ファンド物件」と呼んでおり、
信託銀行などが運営するこれも投資物件の一種な訳です。
そして、投資が目的の為、ペットが飼育可能なマンションもあります。
ブランドマンションは周辺相場より賃料設定が高くなりがちですが、入居審査は比較的に厳しい印象がありますので、管理体制は良い物件が多く、入居者のモラルも守られている安心の賃貸マンションかと思います。
ペット共生型
物件のコンセプトが、「ペットと一緒に生活しよう♪」的な物件です。
ですので、ペットを飼育する前提で建築されており、共用スペースにペット専用足洗い場、玄関脇にはリードフックなど、共用部がペット仕様。そして、室内もペット用の潜り扉が付いた建具やペット用のトイレスペースなんかもあるお部屋もあります。
また、共生型マンションでは、ペットを飼うことが前提になりますので、近隣トラブルに対しても安心してペット飼育ができる事や、大型犬や複数飼育など、一般的なペット可物件よりペット可飼育規約が緩和されている物件もあるのが特徴です。
ペット可の契約条件の確認をしましょう

ペットの種類や大きさ
ペット可であっても飼育可能なペットの種類や大きさなどについて、管理規約などで制限もあります。
ワンちゃんは飼育OKでも、猫ちゃんの飼育はNGでしたり、大きさは○○cmまでなど、物件によって「ペット可」でも細かい制限があります。
特にワンちゃんの場合で多いのケースが「小型犬まで一匹」が多く、大型犬や複数頭飼育が難しいケースが多いです。制限体長や体重などが決まっているケースもありますので、事前にペット飼育規約の確認をしてみてくださいね。
賃貸条件の確認
ペットを飼育する際には通常の敷金+1ヶ月~2ヶ月分増加するのが一般的になります。
原状回復の際にペット飼育による汚損や破損を考慮して敷金を増加しており、退去時には増加分を退去時に償却(戻ってこない)をするケースも多いです。特にこの償却の有無は事前に確認をしておくと退去時のトラブル回避になるかと思います。
ペット可の必要書類
ペット可賃貸での契約時に必要になる書類等もあります。
一般的に必要なものでは、ワンちゃんでは「狂犬病予防接種証明書」や「ペットの写真」が必要なことが多く、狂犬病予防接種証明書の写しを年に1度管理会社へ提出するケースもあります。
退去時の現状回復の負担範囲
では、賃貸契約終了時の現状回復の負担範囲は?
一般的に退去時に借主負担となるケース
・壁紙クロスやフリーリング、カーペットなどのペットの爪による引っかきキズ
・壁紙クロスやフリーリング、カーペットなどのペットによる尿や嘔吐物のシミ
・ケージを置くこのよってできた床や壁のキズ(跡)
・キャットタワーを取り付けつけたことにってできたキズ
など、簡単にまとめるとペットが入居中に傷やシミなどをつけてしまった場合にはその箇所の現状回復が必要になるって訳です。
退去時にトラブルが無いように契約内容の「特約事項」を熟知してくださいね。
最後に
ペット可マンションであっても「ペットの鳴き声」や「排出物の臭い」などで、近隣とのトラブル事案も多々あります。
各マンションで決められている規約などのルールをしっかりと守り、入居者のマナーを忘れずに飼育することで、ペットと安心して暮らせる物件探しをして行きましょう!