液状化について考える!川口市は安心なの?液状化対策も検討!

みなさん、こんにちは!
川口ブログのライターnittaです♪

平成最後のシルバーウィークですね!
私はいつも通り仕事です….。

さて、本日は液状化現象について、
川口市の液状化について、考えて行きたいと思います。

液状化現象とは?

まずは液状化について調べてみました。

埼玉県防災対策「液状化の仕組み」引用<span class="su-quote-cite">液状化とは、地震の揺れによって地盤が液体のようにドロドロになってしまう現象のことです。 ドロドロになると、道路や建物など地盤に支えられていたものがバランスを崩して傾いたり沈下したり、他にも様々な被害を引き起こします。</span>

普段の生活では、自分の住居の土地やいつも歩く道路の地盤は考え無いかと思いますが、地震の揺れで地盤がドロドロになる事もあるんですよね。

では、何故に土地がドロドロの液状化になるか?

※画像は埼玉県防災対策「液状化の仕組み」引用

地盤の中には地下水があり、砂粒がかみ合い安定をしているのですが、地震によりかみ合っていた砂粒が外れてしまい、支えを失った砂粒がドロドロの液状化となり、地盤が沈下した状態になるようです。

日々の生活の基盤である家がある土地や生活道路が液状化する事を想像すると恐ろしいですね。

川口市の液状化危険度は?

それでは、我らが川口市の液状化の危険度は如何でしょうか?

川口市から配布されている防災本に「地盤の液状化危険度マップ」があります。

上記のマップは、想定地震を「震度6強」として、地形や地盤の状況から液状化の危険性を予想したもので、赤(危険度が極めて高い)から青(危険度はかなり低い)の4段階で色分けしてあります。

よって、川口市の中心部付近の青色の「危険度はなかり低い」場所と黄色の場所は「危険度は低い」場所になりますので、地形や地盤の状況からですと、マップ上では安心しても大丈夫な場所かと思います。

赤とオレンジの場所が6割~7割程。
川口市って液状化の危険があるだと改めて実感しました。

埼玉県の液状化危険度について

では、埼玉県の液状化はどうでしょうか。

※画像は埼玉県防災対策「液状化の被害予想」引用

上記の画像は、埼玉県での液状化の被害予想で、
川口市は県南エリアなので、右下の赤丸あたりです。

赤が目立つ場所は三郷市や八潮市で、荒川低地や中川低地あたりが危険度が高めで、西部の山地は危険度が低いとされております。

また、埼玉県では「5つの想定地震ごとの液状化予測結果」も公開しております。

5つの想定地震とは、東京湾北部地震や茨城県南部地震などの今後30年以内に南関東地域でM7級の地震の発生を予想されている地震などに基づいた予想です。

※詳しい詳細は「埼玉県想定地震について」を参照。

埼玉県では、震源地によって危険度を公開しております。
液状化の他に被害想定などの予想も公開しておりますので、是非ともご確認してみてくださいね!

埼玉県地震被害想定調査被害分布図はこちら!

液状化対策は?

では、所有地への液状化対策はどうような事ができるか。

・住宅の維持管理を定期的に行う事で不同沈下の有無や劣化状況を確認する。

液状化は地震時に注意が必要です。所有建物の管理をしっかりと行い的確に維持を続ける事が大事かと思います。

・地震保険に加入する。

液状化で建物が倒壊(半倒壊)した際に対応できる地震保険に加入しときましょう!

・液状化防止の対策工事をする。

建物直下の地盤にモルタルを圧入したり、特殊な薬液など注入するなどの液状防止工事を行う。工程や建築面積により費用は異なりますが、数百万~1000万円程の費用が掛かります。

これから土地を購入や検討をされている方は、しっかりの地盤調査を行い、地盤改良が必要な場合には安心できる業者選びが必要かと思います。

最後に

川口市の液状化について検討してみましたが、如何でしたでしょうか?

地震はいつどこで発生するか予想が難しいと思いますが、突然の災害に備え、ご自身の住んでいるエリアの危険度や災害への対策や備えを行うことが必要かと思います。

液状化について考えると、不動産を購入の際はその土地をしっかりと調査をして、災害に備えた対策が必要だと思います。

それでは、本日はこれにて失礼致します!

 

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